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音楽も最高!ダンス映画おすすめ7選!

今回はおすすめのダンス映画をご紹介します。

最高の音楽とともに様々なジャンルのダンスで楽しませてくれる作品を選んでみました。

(なるべくミュージカル以外で選んでいます。)

 

おすすめダンス映画7選

1. フラッシュダンス(1983年)

 

あらすじ

昼は溶接工、夜はクラブでダンサーとして踊るアレックス。

プロのダンサーを目指して働きながら、ひとりでダンスの練習をする日々を送っていた。

バレエ団のオーディションを受けようとするも、まわりは皆スクールやプロでの経験がある人達ばかりで自身を失ってしまう。

友人や恋人との関係、自分自身に悩みながらも夢に向かって進んでいく姿を描く。


ダンス映画といえば真っ先に名前が出てくる作品のひとつと言えるこちら。

作中で流れる音楽すべてがめちゃくちゃ最高で、斬新でキレの良いダンスと合わさって素晴らしいエンターテイメントに仕上がっています。水がバッシャーン降ってくるのは有名なシーンですね。
踊る喜びが溢れるような、ほんとに踊るのが好きなんだな〜と感じるアレックスのダンスに惹きつけられます。

登場人物がそれぞれ迷ったり挫折したりしながらも夢を追う姿に勇気をもらえます。同時に、やりたいことや目標に挑戦してこそ生きる活力になり、人生には意味があると思える作品です。

ラストの開放的でエネルギッシュなダンスシーンは必見です。

※途中、クラブのダンスで強いフラッシュが数十秒続くシーンがあります。苦手な方はご注意ください。

 

2. フットルース(1984年)

 

あらすじ

都会から田舎町に引っ越してきた高校生レン。

その町ではある理由から彼の大好きなロックやダンスが禁止されていた。

町の現状に息苦しさを感じたレンはダンスパーティを企画し、認めてもらうよう説得を試みる。


ケヴィン・ベーコンの有名な作品。

足元のおしゃれなオープニングで開始早々テンションが上がります。
作品を見たことがなくても一度は聞いたことがある人も多いであろう名曲です。

レンが工場で踊るシーンは、抑圧された感情を爆発させているようで、レンの気持ちがよく表れています。

危険な行為の場面がいくつかあり、制限された田舎で不安定な若者たちがその行動で発散しているように見えて、逆効果になってますよ!という気持ちで見てました。(笑)

衝突しつつも親子や夫婦の絆も描かれています。

友達とのダンスの練習シーンが可愛らしくてお気に入りです。

 

3. 雨に唄えば(1952年)

 

あらすじ

サイレント映画からトーキー(音声が同期した映画)に移り変わる時代。

それまでスターだったリーナは、その悪声によって将来が危ぶまれる事態に。

そんな時、パートナーのドンは歌も踊りも上手い新米女優のキャシーと出会う。


こちらも言わずもがなの名作ですね。

ジーン・ケリーの雨の中のタップダンスが有名ですが、個人的1番の見どころは、コズモ役のドナルド・オコーナーのソロダンスです!
身体能力の高さとコミカルな表現、圧巻のダンスが見られます!コメディアンもされていたそうで、さすがエンターテイナーといったパフォーマンスです。

コミカルで息の合ったダンスと歌に魅了され、時代を感じられるファッションもおしゃれで楽しめます。

サイレントからトーキーへの移り変わりは色々な試行錯誤や困難があったんだろうなと思うと、今は普通に映画を見られているのが感慨深くなりますね。

 

4. THIS IS IT(2009年)

 

あらすじ

マイケル・ジャクソンの急死によって幻となったワールドツアー。

ロンドンを皮切りに行われるはずだった公演を、リハーサル映像をもとに関係者のインタビューを入れながら再現される。


"キング・オブ・ポップ"ことマイケル・ジャクソンの幻のリハーサル映像がたっぷり見られる作品です。

自ら指示を出し細部までこだわる姿勢には、マイケル・ジャクソンの才能、感性、そして最高のショーを届けようとする気持ちが感じられます。
同時にたくさんの出演者、スタッフに尊敬され、愛されていることも伝わります。

数々の名曲と、それに合わせた様々な舞台装置やアイディアはワクワクするものばかりです。

素晴らしい曲とダンスをリハーサルという貴重な映像で見ることができますが、これを見るとやはり完成したステージを見てみたかったと思ってしまいますね。

エンドロールのあとにはマイケル・ジャクソンが訴えていたメッセージもあり、切なくもじんわりと心に響きます。

リハーサル映像のみで起承転結などはないので、中には退屈と感じる方もいるかもしれませんが、マイケル・ジャクソンの才能を再認識できる作品です。

 

5. スウィング・キッズ(2018年)

出典:Amazon

あらすじ

朝鮮戦争下、巨済(コジェ)捕虜収容所の新任所長は捕虜たちによるダンスチーム結成を思いつく。

そこでブロードウェイのタップダンサーだったジャクソン下士官を筆頭にメンバーを集めることに。

紆余曲折の末に国籍も身分もバラバラな男女4人が集い、それぞれの思いを胸にチームとしてダンスをすることになるがー。


言葉は分からなくてもダンスがコミュニケーションツールとなって心が通じていく様子は、ダンスの真骨頂とも言えます。

ジャクソン役は、ブロードウェイミュージカルの最優秀ダンサーに贈られる”アステア賞”を受賞したことのある本物のスゴいダンサー、ジャレッド・グライムスという方です!どうりで凄い足さばきです...。

個性豊かなメンバー、急に始まるダンスバトル、コミカル描写やシュールな要素が所々に挟まれていてクスッと笑える場面が多いです。
それでいて後半に畳み掛けるように展開していくストーリーは、戦争中だと思い知らせてくるとともに自由、家族、人種、思想...などを残酷に突きつけられます。

デヴィッド・ボウイビートルズほか有名曲が使用されていて、タップダンスもクオリティが高く見応えがあります。
なんといってもダンスと戦争をテーマとしてうまく時代背景を捉え、両者を繋げて深く表現されていることに驚きました。
様々な感情を揺さぶられる作品です。

 

6. ユー・ガット・サーブド(2004年)

 

あらすじ

ロサンゼルス、ダウンタウンー。ストリートダンサーで親友同士のエルジンとデイビット。

彼らのチームはダンスバトルで常勝し、敵無しの存在だった。

しかしあるトラブルに巻き込まれ、2人は仲違い、チームもバラバラになってしまう。

そんな時、多額の賞金をかけたコンテストが開催されることを知り、それぞれのチームで出場することにー。


B2Kやマーカス・ヒューストン、リル・キムなどの有名人が出演しているこちらの作品。

初っ端から白熱のダンスバトルで始まるオープニングがかっこいいです!ストリート特有の空気感やジャッジがさらに場を盛り上げています。

チーム全体でのそろったダンスももちろんですが、個々の披露するソロダンスは見入ってしまうレベルの高さです。
ただ踊っているだけではなく、バトルなので『相手を負かす!』という気迫がスキルや見せ方に表れていて、ストリートダンスに懸ける熱意が伝わってきます。

ブレイキン、HIP HOP、ロック、ポップなど色々なジャンルが混ざり1つの型にはまらず、自由で創造的なダンスはワクワクして、もっと見せてほしいという気持ちになります。

日本でも流行ったなあ、と懐かしさを覚えるストリート系のファッションも時代を感じられて楽しいです。

 

7. ダーティ・ダンシング(1987年)

 

あらすじ

裕福な家庭で育つベイビーことフランシスは、夏を避暑地で過ごすために家族で父の友人の山荘を訪れる。

そこでダンサーの青年ジョニーと出会い、官能的なダンスを踊る彼に目を奪われる。

あるトラブルから代役で彼のパートナーを務めることになり、ダンスの特訓が始まるがー。


1963年が舞台で、その時代の雰囲気が心地よく感じられる作品です。
この作品で数々の賞を受賞した「THE TIME OF MY LIFE」をはじめ60年代のヒット曲がたくさん使われています。

「ゴースト」で有名なパトリック・スウェイジとシンシア・ローズのキレキレで官能的なダンスに魅了されます。シンシア・ローズは「フラッシュダンス」「ステイン・アライブ」にも出演しているダンサーで、当たり前ですがダンスがものすごく上手で見惚れてしまいました。

ダンスの振り付けは「ハイスクール・ミュージカル」や、後にマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」などを手掛けたケニー・オルテガが担当というのも見どころ。

THE TIME OF MY LIFE が流れるラストの完璧に仕上がったダンスシーンは興奮と高揚感に包まれ、何度も見返したくなるシーンです。

 

さいごに

ダンス映画は基本ハッピーな雰囲気で終わるものが多くて楽しい気分になれるのがいいですね。

最高の音楽とクオリティの高いダンスで、何度観ても飽きない素晴らしいエンターテイメント作品をご紹介しました。

素敵な作品ばかりなので、ぜひ観てみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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