映画

サスペンス・ミステリー映画おすすめ10選!

今回はおすすめのサスペンス/ミステリー映画をご紹介します。

ハラハラドキドキの展開、大どんでん返し、意外性など、結末が気になって目が離せなくなる作品を選んでみました。

 

サスペンス/ミステリー映画おすすめ10選

ゴーン・ガール(2014年)

出典:20世紀スタジオ

幸せな夫婦生活を送っていたニックとエイミー。

しかし5回目の結婚記念日にエイミーが失踪し、家の状況などからニックに犯人の疑いがかけられる。


復讐心が凄まじく、生きている人間の怖さを見たという気持ちです。

用意周到さとそれを実現させる執念深さ...恐怖でしかないけどそこまでできるのはもう逆にすごいよ...とさえ思わされるレベル。

主演女優のロザムンド・パイクの演技が素晴らしく、ラストも「え、そうなるの?」という展開で最後まで目が離せません。

 

月に囚われた男(2009年)

出典:ソニー・ピクチャーズ

エネルギー資源を採掘するため、たったひとりで月に滞在する男。

3年という契約期間があと2週間で終わろうとしていた。

やっと家に帰れる、家族に会える。

と思っていたのだがー。


真実がわかったときの衝撃と切なさたるや...。

終始静かに進んでいくストーリーですが、ラストに待つずっしりと重いやるせない現実に放心しました。

登場人物が少なく(ほぼ一人)その分密度が濃く、深くのめり込んでいけます。

1970年後半〜1980年代のSFの雰囲気を再現しているということですが、レトロな映像雰囲気がこの作品にマッチしていると思います。

 

鑑定士と顔のない依頼人(2013年)

出典:Amazon

天才鑑定士と言われる男に、両親が残した美術品を鑑定してほしいと依頼がくる。

しかしその依頼人の女性は絶対に姿を見せようとしない。

壁越しに会話をしていくが、だんだん女性をひと目見たいと思うようになりー。


これは最後にくる大どんでん返し系です。

急にまさかの展開になるあのシーンはまさに「唖然」。

やりすぎだよ...と思わずにはいられない展開です。

すべての点が繋がったときのスッキリ感と同時にやるせなさが残ります。

美しく豪華なセットも見どころのひとつです。

 

怒り(2016年)

出典:Amazon

八王子で起きた殺人事件。

現場に残されていたのは「怒」の血文字。

犯人は顔を整形して逃亡し、未解決のまま1年後ー。

東京・千葉・沖縄にそれぞれ素性不明の3人の男が現れる。


信じた先にあるもの、信じられなかった後悔。

信じることも疑うことも必要だけど、できれば何も疑うことなく生きていきたいと思うのはみんな同じはず。

心を抉られるような気持ちになります。

キャストが豪華で演技も迫力があり、見ごたえのある作品です。

 

シャッターアイランド(2010年)

出典:Amazon

ボストン沖の孤島に精神病を患った犯罪者が収容される病院があった。

そこで女性患者が失踪し、連邦保安官のテディは捜査のために孤島へ向かう。

そこでは職員や患者含め不穏な空気が漂い、調べるほどに謎が深まっていく。


これもラストですべてが明かされるストーリーです。

患者や職員もなんだか怪しげで何かを隠しているのが不気味でしたが、なんと衝撃な事実。

最後のテディのセリフ、実はわかっていてわざと? 本当は繰り返していたのもわざと?、、となにが本当なのかどこからが本当なのか、まさにミステリーなラストです。

 

プリズナーズ(2013年)

出典:Amazon

感謝祭の日にある田舎町で2人の少女が行方不明になる。

容疑者としてひとりの男に疑いがかかるが、証拠不十分で釈放される。

彼が発した一言で犯人だと確信した父親は、娘を助けるため一線を超えてしまう。


ひとつの誘拐事件を機に、ものすごく闇が深い事実が明らかになっていきます。

父親としての気持ちは分かりますが、ライン超えの暴走はなかなかやばいです。

アレックスがただただ可哀想ですが、結果としては良かったのか...?

ラストはまさかの終わり方で驚きました。

ちゃんと見つかったと信じたいです...。

 

セブン(1995年)

出典:ワーナー・ブラザース

引退を間近に控えたベテラン刑事サマセットと若手刑事ミルズは共に殺人事件を捜査することになる。

犯人はキリスト教における「七つの大罪」に沿って殺人を行っていることが判明する。

犯行は続き、2人は犯人を追い詰めるがー。

驚愕のラストが待つサイコ・サスペンス。


エグい殺し方と、しっっかり頭を使ったすべて計算ずくなやり方がめちゃくちゃサイコパスです。

ラストで完全に完成させるその執着とIQ、恐怖でしかありません。

バッドエンド映画上位にランクインするほど後味は最悪です。

 

アイズ・ワイド・シャット(1999年)

出典:ワーナー・ブラザース

ニューヨークで医師として勤務するビルは、美しい妻・アリスと娘とともに何不自由ない暮らしをしていた。

ある晩、妻から”他の男性に性的欲求を感じたことがある”という告白を受け、ビルは激しく動揺する。

性の妄想に取りつかれたビルは、郊外で行われている秘密のパーティーを知り、足を踏み入れるー。


『夢小説』を原作にスタンリー・キューブリック監督が映画化。

モザイク・裸体・SEX描写有り。

ピアノの旋律がミステリアスな雰囲気をさらに盛り上げ、静かで緊張感のある不穏な空気がたまりません。

アリスの告白によってタガが外れたようなビルですが、すべては現実なのか、夢なのか....。

1度の鑑賞ですべてを理解するのは難しく、色々な考察もできます。

個人的に中毒性の高い作品です。

 

アザーズ(2001年)

出典:Amazon

戦地へ行った夫の帰りを待ちながら、2人の子どもたちと広大な屋敷に住むグレース。

日光アレルギーの子どもたちのために、昼間でもカーテンを締め切り閉ざされた生活を送っていた。

ある日3人の男女を使用人として雇い入れてから、屋敷で怪奇現象が起こり始める。


ホラー要素のあるミステリーという感じで、最後にいっきに伏線が回収されます。

派手な描写はなく、音楽やカメラワークでじわじわくる、閉ざされた空間での不気味な雰囲気が不安を煽ってきます。

そんな世界観の中でよりはっきりと際立つニコール・キッドマンの美しさには見惚れてしまいました。

 

ある男(2022年)

出典:Amazon

再婚し、家族4人で幸せに暮らしていた里枝だが、ある日夫の大祐が事故で帰らぬ人となってしまう。

そして驚くことに法要に訪れた大祐の兄によると、遺影に写っているのは大祐ではないという。

里枝はかつて世話になった弁護士の城戸に夫の身元調査を依頼する。


平野啓一郎による長編小説を映画化。

嫌で消したい過去があったり、別人になりたいと思うことはあるとしても、自分を表すすべてを消し去ったとき、自分に残るものは何なのか。

人は普段、社会的な立場や世間の評価、肩書や人種など様々なフィルターを通して相手を見ているけど、その判断する材料が無くなったとき、どういう人として見られるのか。

アイデンティティや生き方について深く考えさせられるテーマです。

 

まとめ

サスペンス/ミステリー映画の中からおすすめを10本ご紹介しました。

このジャンルは特に予備知識無しで観たほうが楽しめる作品も多いので、あまり調べずに観るのをおすすめします。

面白い作品ばかりなので気になるものがあったらぜひ観てみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

-映画