オリジナルコンテンツが人気のNetflixですが、今回はそのオリジナル作品、独占配信の作品でおすすめのアニメとドラマをご紹介します。
目次
Netflix おすすめアニメ
『PLUTO』-プルートウ-
手塚治虫の「鉄腕アトム」に含まれる人気エピソード「地上最大のロボット」が浦沢直樹によってリメイクされた漫画作品。
それがついにアニメ化しNetflixで独占配信スタート!
-あらすじ-
世界最高水準の7体のロボットのうちの1体であるスイスのロボットが粉々に破壊される事件が起こる。
同じ頃、ユーロポールの刑事ロボット・ゲジヒトは殺人事件の捜査に入ることに。
この2つの事件にはある共通点があった。
人間とロボットの共生という近い将来起こり得る題材をもとに、ロボットの視点から人間との関わりや感情の機微が丁寧に描かれています。
ロボットがより人間に近い感情を持つようになったら、きっとこんな未来があるのかもしれないと本気で思うような、矛盾や誇張を感じないリアルな感情の描写や行動に目が離せなくなります。
様々な感情に左右され脆く弱い人間は未熟だと感じますが、ロボットにとってはその弱さが”完璧”になるためのひとつの要素でもあったり....。
バトルシーンの映像がリアルで迫力があり、めちゃくちゃ綺麗で驚きました。
強く感情を揺さぶられ、考えさせられる作品です。
『DEVILMAN crybaby』
漫画史に残る不朽の名作「デビルマン」をNetflix版でアニメ化。
-あらすじ-
泣き虫の高校生・不動明は幼馴染の飛鳥了に危険なパーティーに誘われる。
そこでは参加者が次々と悪魔に変わっていき、明にも異変がー。
人間の欲、醜さ、脆さ、弱さが存分に描き出された作品で、観たとき鳥肌が立ちました。
時代設定が現代になっていることで身近に感じやすい、よりリアルな生々しさや残酷さが際立って胸に突き刺さります。
誰しもが悪魔になりうる可能性を秘めていること、常にその隙やきっかけや誘惑と隣合わせで生きていることを痛感させられました。
エログロ表現多めですが、メッセージ性が強く心にズシンとくる作品です。
『SPRIGGAN』-スプリガン-
1989年〜1996年まで少年サンデーで連載された人気コミックスをアニメ化。
過去には映画版も制作されており未だ根強い人気を誇る。
-あらすじ-
超古代文明の遺産を守り封印するために設立された組織「アーカム」に所属する特殊工作員”スプリガン”。
その一員として活動する御神苗 優(おみなえ ゆう)は、空港で誘拐された天才教授の救出に向かうようアーカムからの依頼を受ける。
様々な遺産をめぐり繰り広げられるバトルシーンが見応え抜群です。
アーマードマッスルスーツ欲しい...!欲しすぎる...!って見ながらずっと思ってました。
原作ファンや映画を観たことがある方には一部微妙な反応の方もいるらしいのですが、筆者はストーリー、キャラクター、雰囲気も好きな作品です。
OPとED曲もオシャレでカッコよく、45分ほどの一話完結型でサクサク見られるところもいいです。
『ぼくのデーモン』
-あらすじ-
核爆発によって一瞬地獄と重なった地球には、汚染された砂塵が流れてきていた。
東京に住む小学生の剣斗は、森で拾った小さな赤い砂粒を育て、それはやがて4本足のデーモンへと成長した。
”アナ”と名付けたそのデーモンを可愛がる剣斗を理解してくれるのは母親だけだったが、思わぬ事故でその母を失ってしまう。
悲しみの中ある噂を思い出した剣斗は、九州を目指してアナと2人で旅に出る。
へ〜タイのスタジオか〜と思ったら原作・脚本は”乙一”名義の小説家の安達寛高さんということで驚きました。
それぞれが別の能力を持っているデーモンのバトルシーンと、アナと2人で旅をするシチュエーションから「ポケモン」が頭に浮かぶ人もいるようです。
剣斗とアナの種を超えた深い絆に泣きそうになりました。
デザインや表情など所々に海外っぽさを感じつつ、作画も綺麗で見応えのある作品です。
Netflix おすすめドラマ
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
出典:Netflix公式
友人の家から帰宅後、12歳の少年ウィルが姿を消す。
捜索が行われる中、ウィルの友人・マイク、ルーカス、ダスティンは森で一人の少女・イレブンと出会う。
他にも失踪事件は続き、不思議な力を持つイレブンと協力して失踪者たちを探すが、そこには現実とは思えない恐ろしい世界があった。
”Netflixといえばストレンジャー・シングス”と言っても過言ではないくらいに世界中で大人気のドラマ。
筆者もこれを見るためにNetflixに加入していると言ってもいいくらいドハマリした作品です。
謎が多く続きが気になるストーリー、個性溢れるキャラクター、さらに1980年代という時代設定がいいスパイスになっていて飽きることなくイッキ見してしまいます。
現在配信されているのはシーズン4までで、5で完結と言われていますが制作は遅れているようです。
まだ観たことがない方は新シーズンが配信される前にぜひ観てみてください。
『ブラック・ミラー』
近未来や現代を舞台にテクノロジーがもたらす社会変化を風刺的に描く。
ダークな雰囲気の作品が多く、一話完結型のオムニバス形式。
これはシーズン1の1話目から「うわぁ.....。」ってもの凄い衝撃を受けたドラマです。
そしてこれを見るためにNetflixに加入していると言ってもいいくらいドハマリした作品です。(2回目)
今よりさらに科学技術が進化した時、起こり得る最悪の事態や悲劇が人間の弱さを強調していて風刺がグサグサ効いている作品です。
ショッキングなストーリーもある中、それぞれ異なる世界観や様々なテクノロジー、何より核心をついた内容で1話あっという間に見終わってしまいます。
進化したテクノロジーによって、様々な角度から”人間”という生き物が浮き彫りになるような感覚になります。
『クイーンズ・ギャンビット』
出典:Netflix公式
母親を亡くし養護施設に入れられたエリザベスは、用務員のするチェスに興味を持ち、彼から手ほどきを受ける。
夢中になり9歳ながらものすごい早さでチェスが上達していく傍ら、孤児たちが飲まされていた緑色の薬にも依存していく。
何気なく見始めたら面白すぎてイッキ見した作品です。
孤児だった少女が、チェスを通して人との出会い、関係、様々な経験を経て人として成長していくストーリー。
チェスはさっぱりわからなくても対戦の見せ方や表情、カメラワークで緊迫感が伝わり、ストーリーもわかりやすく見やすいです。
60年代のファッションや雰囲気、家具などもおしゃれで楽しめます。
7話で完結なので長すぎる海外ドラマが好きではない人にもおすすめです。